下関海響マラソン2022 4年ぶりのフルマラソン完走でした。

2022年11月6日に下関海響マラソン2022を走ってきました。

4年ぶりのフルマラソン参加です。

これまでのフルマラソンでは、仕事&税理士試験の合間に挑戦し地獄を見た経験しかありません。

今回も紆余曲折ありましたが、なんとか無事完走できました。

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本番当日まで

本番までに描いたプラン

下関海響マラソン2022へのエントリーをしたのが5月末。

その時には、

「まだ5ヶ月もある。」

「これまでのフル挑戦と違い、今回は自分の意志で練習時間を確保できる。」

と意気込んでいたものです。

当初は、

  • 〜8月 短い距離をある程度のペースで走ることができるようになる
  • 9月 ハーフまでの距離を走り切れるようスタミナ強化へ
  • 10月 一度30kmを行い、あとは本番まで疲労を抜いてゆく

などとやんわり考えながら、本番を目指し日々走っていました。

予定通りにはいかない

夏場まで少しずつ距離を積み上げていたのですが、

8月中旬、熱中症&腸炎併発で1週間ほぼ歩かない生活になり、一度リセットがかかりました。

ここで本番までの残り期間を考え、これまでのを取り戻すのではなく、練習をLSDを中心としたスタミナ作りへ変更。

これにより、9月下旬からは週1回、ハーフの距離をこなすところにまでなりました。

そして距離走に慣れてきたこともあり、本番前最後の距離走として30km走を行おうと考えていた10月中旬。

run中に車との接触事故に遭ってしまいました……。

軽傷ではありましたが足を負傷したため、以降、本番1週間前までrunは無し。

本番前1週間で、走ることができるのか短い距離を何度か試走し、当日朝に痛みが無いことをもってレースを迎えることとなりました。

予定が未定、とはまさにこのこと。

いざ大会へ

下関海響マラソンのコース、概要についてはこちら↓

スタート

腹を括って当日会場入り。

立入制限されたスタートゲートを見つつ、荷物置き場として指定された場所まで向かいます。

事前にゼッケンやタイム計測用チップ、参加賞のTシャツ等は郵送されており、当日受付はありません。

スタートブロック別に指定された荷物置き場にて貴重品を預け、着替えを済ませて準備完了です。

スタートブロックはエントリー時に申告した予想ゴールタイムにより、S・A・B・C・D・E・F・Gの各グループに分けられます。

Sが最も速く、Gは最も遅いor初フルの方です。

自分は5時間で申告でしていたところ、Fブロックとなりました。

しかしこのFブロック、Gブロックよりもスタートゲートから遠かったです……。

スタート前にゲストランナー紹介などを行なっていたようですが、全く見えず。

拍手が聞こえてくるので、それに拍手を合わせる、そんなスタート前でした。

Fブロックスタート地点。当日は快晴。

天気は快晴、風も強くなく、暑さを気にしながら走ることになるかもしれない。

そんなことを考えながら、ブロックの最後列(終始日陰だった)からのスタートです。

前半(関門海峡側)

下関海響マラソンHPより

コースは前半、関門海峡側の平坦な道を往復します。

対岸の門司港がはっきりと見える中でのrunは、何度走っても楽しいです。

この前半区間だけでも、この大会に出る価値があると毎回感じてしまいます。

折り返し後は関門橋を見ながらのrunです

足の具合、そしてスタミナ面でも不安しかないため、前半区間はずっと楽なペースを維持し抑えて走りました。

1kmごとのラップでペースが上がってしまっていた場合には、すぐにペースを抑える。

そうすると途中で写真を撮るのも良いかな、となり、上の写真に至りました(笑)

何せこのコースは後半が本番なので。

後半(日本海側)

後半は日本海側の道を往復、疲れてきたところへ繰り返しのアップダウンが容赦なく襲いかかります。

練習で筋力をつけておかないと、長州出島までの片道で足を使い切ってしまいます。

そうすると残り12kmが途方もない長い戦いとなってしまうのです。(経験者は語る)

日本海側の最後の坂、彦島大橋から海峡を見る。

レース前日にたまたま見た小出義雄さんの言葉、

「マラソンは35kmまで我慢、残り7キロで勝負」

を胸に刻み、35kmまで我慢すると言い聞かせながら走っていましたが、30kmにて足を使い切ってしまいました。

以降は上り下り共にペースを落としてごまかし、最後の上りは流石に少々歩いてしまいました。

写真を撮るか、という理由を必死に自分へ言い訳しながらです(笑)

ゴール

ゴールラインを通過後。

ずっとペースを我慢していたこと、そして怪我の痛みも感じなかったことから、

最後5kmは精一杯の走りでゴールへ。

1週間前には想像できなかった、フルマラソン完走という結果となりました。

ふく鍋を食す。

ゴール後には、

  • ふく鍋
  • そよ風(地元産のヨーグルト)

をいただけます。

失ったエネルギーを補充して、帰路へつきました。

結果

タイムは次の通りでした。

これまでフルマラソンでは30km以降必ず大崩れ(9:00/km超え=徒歩)していました。

ですが、今回初めて「フルマラソンを上手くまとめられた」そんなレースとなりました。

小出義雄さんの言葉に前夜出会ったのが大きかったかな、と!

今回のレースでなんとなくフルマラソンの走り方というのを掴めた気がします。

次にフルマラソンを走る際には、基礎のペース、そして筋力を強化し、今回のプランで行けばまだまだ記録を縮めることができそうです。

そして何気にネットタイムが自己ベストを10分更新していたことに、この記事を書いている最中に気がつきました。

怪我が無かったらどこまでいけたの? と欲が出てしまったので引っ込めておきます。

まとめ

下関海響マラソン2022への参加記でした。

昨今、市民マラソンの参加費が高騰している中、最小限の値上げで大会を実施してくださった運営の方々には感謝です。

ボランティアの方々を含め、関係各所の気持ちで運営されていることを感じた、久々のフルマラソンでした。

せめてもの気持ち返しに、給水・給食の際には「いただきます」と伝えて補給をした次第です。

なお、3日経過の時点で身体はいまだに悲鳴をあげている箇所がいくつか。。。


【振り返り】

全日本大学駅伝も駒澤大学の圧勝。

出雲と同様、2区佐藤君で前に出て、常に前方でレースを進める万全の展開でしたね。

箱根でも同じ展開になるかどうか。

前回は2区田澤君で先頭に立ったものの、3区安原君で沈んでしまいました。

箱根に佐藤君は出てこないと予想しているのですが、

1区円?→2区田澤→3区鈴木芽吹(or安原)→4区花尾?→5区金子(or山川)

と予想するだけでも、3区までに先頭に出ていそうな気がします。

これから年明けまで、各大学の情報に一喜一憂しながらオーダーを予想するのも楽しみの1つです。

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RUN