農業経理士称号認定試験(経営管理)に挑戦してみました。

昨年11月、農業簿記検定1級に挑戦し、無事合格することができました。

その農業簿記検定を実施している一般財団法人日本ビジネス技能検定協会が、農業簿記とは別に「農業経理士」認定試験を行なっています。

「農業経理士」の称号認定を受けるために必要なのは次の3つ。

  • 農業簿記検定1級(7月、11月)
  • 経営管理(7月)
  • 税務(11月)

全て揃えることで称号授与となります。

何か独占業務があるというものではなく、自身の農業経理力がupします!
その証です!(資格ビジネス?)

せっかく農業簿記1級を取得したことですし、自身の興味に従い、残り2つにも挑戦してみることにしました。

まずは7月実施の経営管理から。

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学習期間と学習方法

まずは前回同様、学習範囲と学習量を把握し、大まかに学習期間を決めました。

前回の農業簿記と同様、公式が次の受験対策教材を案内しています。

・農業経理士教科書【経営管理編】(第4版)
https://www.o-harabook.jp/SHOP/9784867831472.html
・農業経理士問題集【経営管理編】
https://www.o-harabook.jp/SHOP/9784864867719.html

公式が自らこの教材を指定していますので、これらを仕上げることのみに専念します。

購入して手元に届いたのがこちら。

それぞれ150ページも無いです。

大原さんの農業簿記教材は文章が密になっていないため、量はそれほど多くはありません。

そこで、これら2冊を1週間で仕上げることにしました。

ただし、問題集に目を通したところ、今回は計算問題のほか理論問題が1:1くらいの比率でありました。

理論問題ありということで、学習方法は次の形に。

  1. 教科書を流し読みして、学習内容の大枠を掴む。
  2. 計算問題は問題集を解答→間違えた問題のみ翌日復習。最終日に再度全問復習。
  3. 理論問題は問題集を解答→教科書で該当箇所熟読→翌日以降最終日まで、用語が定着するまで問題集を流し読み解答。

本番当日までに2〜3周ほど回して、いざ本番です。

試験本番と結果

いざ本番です。

前回の農業簿記の時は、教室全体で7名&うち1級受験者2名という別の意味での驚きをいただきました。

今回も同じ会場、農業簿記3級と同室での実施です。またか? また少人数なのか?

ということで、同室での受験者数の結果はこちら。

ここまでくると個別指導塾ですね。もしくは平日昼の教室受講税理士講座。

前回で耐性?がついていたため、人数に惑うこともなく至って自然体で受験することができました。

試験難度は教科書と問題集をしっかりと回していればOKなレベルでしょうか。

計算17問、理論8問という問題構成でした。

90分の試験ですが、全て解答→見直しまでで50分ほど。

試験終了を待たず途中退出しました。

試験後およそ2週間で結果通知書が届きました。

合格ライン:17点以上

理論でやらかしたものの、無事合格できました。

なお、この試験ですが、合格率がとんでもないです。

受験申込者数実受験者数実受験率合格者数合格率
今回(第5回)130人117人90.0%113人96.6%
1〜5回通算693人595人85.9%569人95.6%

ほぼ全員通過しておりますがな……。

きっとこれまでの受験生の大半が勤勉で学習意欲を滾らせての受験だったのですよ!

うん、そういうことにしておこう。

まとめ

農業経理士称号認定試験(経営管理)への挑戦記でした。

難易度は優しいものでしたが、学習内容は価値あるものでした。

残るは1つ、「税務」のみ。

11月が試験なので、また楽しみながら知識の幅を広げてゆこうと思います。


【近況など】

オリンピックの放送が夜間のため、あまり視聴することができておりません。

しっかり睡眠を取り、規則正しい生活を送ることで、夏場ですが無理なくrunを継続中。

多少体重が増えたのでマラソン本番まで身体をしっかり作ってゆきます!

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