財務省パンフレット「もっと知りたい税のこと」
財務省HPにて、税制関係パンフレット「もっと知りたい税のこと」の電子書籍版が配信されていました。
税金の意義や役割、国税の現状、そして各国税(所得税、消費税、相続・贈与税、法人税)の概要が易しい文章で紹介されています。
コロナ禍における国税の財政状況
パンフレット内の「税の現状を知ろう」ページにて、財政の状況についてのグラフが記載されていました。
パッと見で目がいってしまうのが2020年のグラフです。
過去と比べ物にならない歳出、そしてそれを補うための公債発行。
コロナ禍という状況が経済にどれほどの影響を与えたのかが一目瞭然ですね。
消費税率引き上げ分は全世代型の社会保障費へ
消費税が10%となってからまもなく2年が経過しようとしています。
その8%→10%への増収分は社会保障制度へ充てられているそうです。
社会保障制度というと、高齢者向けの社会保障をイメージしてしまいがちですが、
「全世代型」という単語をあえて使用することにより、子供から高齢者まで広く対象とされているようです。
(どの事業へどのくらいの比率で充てているのかはこの資料からは読み取れませんが)
まとめ
国税庁作成のパンフレット「もっと知りたい税のこと」について少し見てみました。
納税は義務ですので、皆さま様々な形で税を納めているかと思われます。
納税者の立場として、その現状や仕組み、税の使われ方について、少し覗いてみるのも良いかもしれません。
ただし、この資料は”税を使う側”の視点で作成されていることをお忘れなく。
疑問に感じた部分は、自身の手でより深いところへ答えを取りに行く必要がありそうですね。
【振り返り】
2021年のF1日本GPの開催断念が発表されました……。
HONDA最終年だったり、相模原市出身の角田選手がエントリーしていたりと、ここ数年ないくらいに盛り上がる(はず)だったので、とても残念です。
まあ、現状では致し方ない、致し方ない……残念。