農業経営アドバイザー試験に合格しました。

2023年4月6日

2022年11月に受験した「農業経営アドバイザー試験」。

1月中旬にメールにて結果が届きました。

(試験詳細、挑戦記はこちら↓)

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結果はメールで唐突に

2022年の農業経営アドバイザー試験は、公式サイトにて1月中旬に合格発表と記されていました。

具体的な日付は発表されておらず、どのように発表されるのかも分からず。

「まぁよくあるパターンで合否は郵送で分かるんでしょ」

くらいの気持ちで、その合格発表について失念してしまっていた1月中旬の某日、

メールにて結果が届きました。

さて、結果ですが、

無事に合格でした!

どれも70点台という、合格を取るための勉強をして合格を掴んだ感が滲み出ています。

レポート形式の「農業マーケティング」が一番不安だったのですが、

受験科目の中で最も点数が取れていたのはとても嬉しいです。

レポートで扱う題材は、自身が居住する地域もしくは関連する地域の物産となりますので、

・地域:神奈川県愛甲郡愛川町(昨年まで居住&仕事で自身と関連あり)
・題材:鶏卵

でレポートを作成しました。

該当地域の農業の現状を調べたりと、今更ながら愛川町の地域産業についてみっちりと学ばせていただきました。

合格レポートとなったのですから、愛川町の鶏卵産業に感謝ですね!

(そこに課題が含まれているのでレポートテーマになった、という見方もできますが。。。)

ちなみに、レポート作成時には題材探しでひたすらに悩みました。

何せ現在居住の下関市について、20年のブランクがありましたので。

地元の友人に下関の農業の特色、名産などをヒアリングしたりしましたが、どうにも自分の中でうまく落とし込むことができずに断念。

これはやはり地域の状況、地勢、人の流れなど、目で見て肌で感じた情報が少なかったことが原因かと感じています。

友人にから「花卉」が農業だと指摘されたのも良い思い出です。

農業という言葉で近視眼的に田畑をイメージしてはいけないと気付かされました。

それ以前に、下関市で「花卉」が名産だとこの時まで知らず……。

よくよく考えてみると、合同花市場なんてものはこれまで縁あった他地域でも意識したことがなかったです。

それだけ産品があるということですよね。

こうして地域についてより知ってゆくのです。

合格のキモは「簿記・税務」を攻略できるかどうか次第?

試験結果について各科目個別に目を転じてみると、私は資格者免除だった「農業簿記・農業税務」の平均点が合格点を大きく下回っています。

会計は暗記ではないため、一朝一夕では困難な部分があるということかもしれません。

6科目受験の方は「農業簿記・農業税務」突破が資格取得の肝となりそうです。

これまで簿記や税務に接点の無かった方は、ある程度の期間をこの学習に充てるスケジュールを組みましょう。

特典分布が均等だった場合で、半数以上がこの科目で落ち。

一定層が高得点を叩き出した分布だった場合には、更にそれ以上がこの科目で落ちですからね。

(受験料がそれなりな金額の試験ですので、一定層が低得点で平均点を下げたという可能性は除外しています。皆様真面目という前提。)

まとめ

農業経営アドバイザー試験の合格報告でした。

現在持っている会計・税務の知識と農業分野について、これをきっかけに更に一歩ずつ深めてゆければ、そんなきっかけとしたいですね。

ひとまずは自身の専門の一つである会計分野について、農業簿記知識をしっかりとした形にすることとします。

地に足をつけて、貢献できる領域を広げ、実務に活かすことがゴールです。

活動実績がなければ更新できない資格でもありますから。

合格証書に有効期限の記載があります。

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