農業経営アドバイザー試験に挑戦してみました。

2023年2月13日

11月12日に農業経営アドバイザー試験を受験してきました。

せっかく受験をしましたので、内容などをまとめてみます。

(2023.2.12追記 無事に合格しました!)

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農業経営アドバイザー資格と試験

「農業経営アドバイザー」資格

「農業経営アドバイザー」試験は、日本政策金融公庫が実施する民間資格です。

公庫さんが実施していますが、国家資格や公的資格ではありません。お間違いなく。

運営団体であるJ-PAO(日本プロ農業総合支援機構)HPでは、

農業経営アドバイザーは、農業経営者から寄せられる幅広い要望に専門的かつ柔軟に対応して、経営発展を支援します。

と、その役割を記載しています。

試験の募集対象者に、

公庫本支店と連携して農業経営者に対するご支援を行っていただける税理士、公認会計士、中小企業診断士、金融機関職員、その他関係機関・団体職員等

と記載があることから、公庫さんと連携して支援に取り組むことにつながる……かもしれません(身近でアドバイザーの方を存じないため真偽は分かりません。)

試験について

2022年の試験募集内容は次のとおりでした。

1.募集期間(申込期間)7月6日10:00〜7月20日17:00まで
2.募集対象者公庫本支店と連携して農業経営者に対するご支援を行っていただける税理士、 公認会計士、中小企業診断士、金融機関職員、その他関係機関・団体職員等
3.募集定員800名(申込先着順) ※定員に達し次第募集締切
4.研修日程講義動画のオンデマンド配信
9月7日(水)10:00 から 11 月 10 日(木)17:00 まで
5.筆記試験・「農業マーケティング」科目 10月5日15:00までにレポート提出
・他5科目 11月11日〜11月13日の期間でCBT方式試験を実施
※面接試験は免除(2022年の特例措置)
6.申込方法J-PAOのウェブサイトから申込
受験者情報、志望動機、略歴、税理士・公認会計士は資格が確認できるものの写しを提出
7.研修試験料6科目受験 45,000円
4科目受験 35,000円(会計士・税理士有資格者)
1科目受験 15,000円(再受験者)

申込期間がとにかく短いです。
申込予定の方は春先から意識してJーPAOのHPを確認し、申込日程を把握しておいた方が良いです。
定員に達した場合は〜、という記載がありますが、定員に達したのかどうかは不明。

受験科目は全6科目です。
・農業簿記・農業税務
・農業経営診断・改善の進め方
・労務管理
・農地制度・農地所有適格法人
・農業マーケティング
・農業・農村構造と農業政策
公認会計士&税理士の方は「農業簿記」「農業経営診断」の受験が免除されます。

試験方法は、
・農業マーケティング 2,000字程度のレポート作成
・他5科目 CBT試験
です。

なお、合格発表は2023年1月中旬とのこと。
しばらく先ですね。

自身のスケジュール

申込

申込日を事前に確認しておき、申込開始日に申込を行い始めました。

しかし、申込フォームを入力していた際に「志望動機(300字以内)」を記述しなければならないことを知り、文章作成のために一旦申し込み手続きを保留に。

別途志望動機の文章を作成し、改めて申し込みを済ませました。

その他、職歴について記述するなど、申込には少々時間がかかります。

学習

科目によって、テキストとして市販本が指定されているものがあります。

また、講義の量も科目によりまちまちです。

各科目1時間半〜4時間程度といったところです。(農簿・農業経営は受講していないのでうろ覚え)

市販本テキストは理解を深めるために使う位置付けで、試験突破だけの話であれば、テキストPDFで足りるかと思います。

まだ合否が出ていないため、あくまで試験を受けた上での感想ですが。

学習順序は「農業マーケティング」のレポート提出期限が他科目試験日の1ヶ月前なため、「農業マーケティング」から学習を開始しました。

そしてレポート提出後、他の科目の講義を消化してゆきました。

試験勉強については、
・講義と合わせて市販本テキストを読む
・講義後にテキストPDFを1周復習
・試験日1週間前からテキストPDFを読み回す
という形で進めました。

試験当日

試験日当日はCBT試験のため、同じ会場で他の資格試験を受験される方と同室で行いました。

4科目受験の方は計算科目が無いですが、周りの方々は計算したりメモしたりと想定外の音があるかもしれませんので、試験に際して音に敏感な方はご注意を。

問題量は、私が受験した3科目はそれぞれ15分〜20分、問題数20問程度でした。

内容については触れません。触れませんよ!

そして最後、試験終了後に結果などの印刷物があると説明を受けたので、それを受け取りましたが、

うん、右下のとおり「以上」という感じしかしないですね!

これにて「農業経営アドバイザー」試験への挑戦を終えたのでした。

まとめ

2022年の農業経営アドバイザー試験に挑戦してみたので、その過程を書いてみました。

実務で農業従事者の確定申告に触れたことはありますが、それは税務・会計部分だけの話。

農業経営について今回の挑戦で色々と学ぶことができたのは収穫でした。

受験科目から外れてはいましたが、農業簿記についても挑戦してみようかな、と。

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