【2023振り返り】下関海響マラソン2023

2023年は夏場を可もなく不可もなくといった状態で過ごし、無事に秋のレースシーズンを迎えることができました。

前年は夏に熱中症、秋に交通事故とやらかしていましたので、無事これ順調と。

シーズン最初のレースは苦手なフルマラソンです。

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2023.11.5 下関海響マラソン2023を走っていました

2023年11月5日に下関海響マラソン2023の・フルマラソンの部を走ってきました。

フルマラソンは何度も挑戦していますが、どうにも苦手意識を拭いとることができません。

(それなら出るな、というツッコミは無しでお願いします💦)

今回、事前の練習は多少ですが長い距離を重ね、

5週前 15km走
4週前 20km走
3週前 25km走
以降  10km前後で調整

と、距離への抵抗感を減らした状態に持ってゆき本番を迎えました。

ただ、結果的にこの調整が良くなかったと反省することになるとは、レース後まで思いもせず……。

いざ挑戦

下関海響マラソンは2023年からコースが一部変更になりました。

下関海響マラソン2023HPより https://past.kaikyomarathon.jp/2023/

後半27km〜32kmあたり、日本海側の長州出島で折返ししていたところ、

今回からバイパスをそのまま北上しての折返しとなっています。

従来の長州出島コースは、

・出島の入り口から一気に視界が開けるため視界の景色が流れなくなり、進んでいる感が無くなる
・バイパスから出島入り口までの間のアップダウンがきつい

という特徴がありましたが、新コースは果たしてどうなのか。

この5kmの違いが今回の楽しみの1つでした。

状況に流されてはいけない

レース当日、天気は晴れ。

予想していたより気温が高くなりそうなことが妙に気になる。

そしてスタート直前、若干雲が増えて日差しが減ってきたことで、間違った判断をしてしまいます。

スタート後しばらくして自由に走るスペースを確保できてからは、快適なペースで歩を進めてゆきました。

ただ、ここでの「快適なペース」は、フルマラソンを完走するために適したペースでは無く。

レース直前1ヶ月のrunでも書いた通り、3週間前の時点で長い距離の練習は終えていました。

そこから本番までの間、脚のスタミナに余力がある状態で距離を抑えたjogのみしかせず、悪いことに調子に乗ってスピードを上げるようなjogばかり行なっていました。

結果、本来想定していたフルマラソンでのペース(6’00″/km前後)より遥かに速いペースで走っていたことに。

さらに、スタート前にあった雲も5km過ぎにはほぼ無くなり、早々に暑さとの戦いが始まってしまいました。

発汗量が普段より明らかに多く、15kmを過ぎた頃には意図的にペースを落としましたが、時すでに遅し。

身体に熱がこもったような状態が続き、20kmを過ぎたところでいよいよ立ち止まる……。

途中棄権者のための収容バスが視界に入った時、

「まだ中間点も通過していないのにこの状態、ゴールまで歩くのは流石に無理でしょ。」

と、気持ちは完全に折れていました。

天邪鬼は救われない

収容バス近くのスタッフに近づき、こちらから棄権を伝えようとしたとき、スタッフさんから

「大丈夫ですか!? まだ走れそうですか?」

と先に声をかけられてしまいました。

それほど状態は良く見えていなかったのかなぁ、と今さらながらに笑ってしまいます。

が、当時の自分、こんなところで天性の天邪鬼気質を発揮してしまいます。

……ここまで来ると性格を拗らせすぎですね。

自分で言おうと思っていたのに、先に相手に言われてしまった。

反射で見栄を張る。

言ってしまえば後の祭り。

困ったことにここからゴールまでほぼ歩きで向かうかor数km先の収容バスに乗るか、という選択を取りました。

その後100mも歩かないうちに激しく後悔。

歩いても状態が一向に良くならない。

走ろうとしてみるも、身体が走りたがっておらず、ちょっと進むとまた歩く、の繰り返し。

そんなこんなを繰り返しているうち、中間点を通過したことで、自分の中での考え方が変わりました。

「半分を超えたから、ここから先は『残り〇〇km』だけ考えて、残り距離が減ることだけに集中しよう。
(どうせバスに乗って帰るか歩いて帰るかの違いでしょ)」

なぜか半分を超えたというだけで、棄権ではなくゴールを目指す気持ちになる。

ただ、全く手応えなくそう考えたわけではなく、

・1kmごとの距離表示ポストを通過したら歩く
・身体が行きたがるまで数100m歩く
・次の1kmごとのポスト表示までの残り距離を走る

と、タイムを気にせず割り切って歩くことを優先したところ、何とかゴールまでは行けそうだと感じ取れたからでした、

以降の残り距離、ひたすらに上記を繰り返しました。

残り13セット、12セット、…、とゴールまでそればかり繰り返していた記憶と、

新コース部分がほぼ応援の人がおらず、例年と比べて少し寂しいかな、とか、

既に折返してきた人たちは自分より速いはずなのに、妙に多くの人がへばっている(歩いている)なぁ、とか、

他人の心配などをしているうち、気づけば残りセット数が3を切り、最後は出し切って何とかゴールへ。

ゴールできたのは良かった、それ以外は全て×の大失敗レースがここに幕を閉じました。

結果

次の通りでした。

はい、今回は反省しかありません。

暑いレース→前半はいつも以上に抑えるべき

直前の練習→レースでの想定ペースを身体に染み込ませるべき

と、しっかり学びました。

そして改めてフルへの苦手意識と、難しさが身に染みることとなりました。

まとめ

下関海響マラソン2023の参加記でした。

ゴール後は体調不良で歩くこともままならず、2時間ほど広場で横たわってしまいました。

こんなレースばかりしては次に繋がらないぞ、と気を引き締め、1ヶ月後の次のレースへ向かうことになります。


【近況など】

高校野球やF1などが始まり、いよいよ春を感じています。

スポーツを流しておけばデスクワークが苦にならないので業務が捗るはかどる。

角田選手の今シーズン初ポイント獲得おめでとうございます!

次は初めての春の鈴鹿・日本GP。

今年も楽しみが尽きませんね。

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