電話営業に対策を講じる。税理士登録後の電話事情の話。
6月下旬に税理士として登録され、はや1か月が過ぎようとしています。
税理士登録後には電話営業が多いと聞いていたので対策をあれこれと考えていました。
しかし実際に対峙してみると、相手も中々やるものです。
税理士登録直後までにやっておくべきこと
税理士登録申請の書類に、事務所電話番号を記載する箇所があります。
社員税理士や補助税理士の方は勤務先電話番号を書くだけですのであまり気にならないかもしれません。
しかし、独立即開業の方はこの電話番号につき要注意です。
ここで記載した電話番号が事務所電話番号として、Web上に公開されます。
固定電話を設置する予定のない方、または、登録申請時点で事務所用電話番号を取得していない方は、この時点で私用の電話番号を記載する以外の選択肢がありません。
この対策としては、
- 事業用(というよりも登録及び税務署連絡用)の電話番号を取得する
- 税理士会へは、証票伝達式において提出する入会届に事業用電話番号を記載し、登録申請時と電話番号が異なることを伝える
- 税理士会支部へも、税理士登録通知の書類が届いた段階で電話番号が変更になる旨を連絡しておく
ということが必要となります。
自分は支部への連絡を忘れていましたので(税理士会への変更連絡のみでOKかと思っていました)、およそ1日だけ私用の番号が公開されてしまい大慌てでした。
電話営業の相手が事務所電話番号を拾ってくる場所
私は個人HPにおいて電話番号を公開しておりません。
現在のところ、HPをお読みいただきご納得の上で、問い合わせフォームから連絡をいただきたいと考えているからです。
同様の理由で、一般にお渡しする名刺にも電話番号は入れていません。(URL、QRコード有)
しかし、その電話番号に電話がかかってくるように……。
そして、電話がかかってくるようになったタイミングと時を同じくして、某会のウェブサイトにて電話番号が公開されていました。
これより業者が電話番号を拾ってきている場所を確定させることができました。
であれば、大元から塞ごう。
そのウェブサイト上の電話番号について登録内容変更を行い、番号の記載を消そうと試みました。
が、しかし。
電話番号は基本情報に含まれており、その基本情報はWeb上ではなく登録内容変更届を提出しなければならないとのこと。
変更ではないため変更届を提出することはできません。
大元から塞ぐことは現時点では諦めざるを得ませんでした。
個別に対処療法
前項の対策ができなかったため、現在は個別にかかってきたものに対処しています。
一人で仕事をしている関係上、電話は常時留守電です。
確定している電話予定がない限り出ることはありませんし、そもそも他の方とお会いしている間や移動中は出られないためです。
本当に用事のある電話については、相手の方も留守電を入れてくれます。
しかし、名乗れない方や名乗っても意味のない方(営業の方は名乗ったところで折り返しは期待できませんよね)は、留守電には何も残しません。
この留守電に何も残さない番号については、Webで検索をかけ、税理士向けの営業電話と確定できた段階で即ブロックしています。
時代が便利になったおかげで、かけ直しをせずとも相手を特定できるのはとても助かります。
なお、そこまでしても同じ業者から何度もかかってきます。
番号を変えて何度も。
都度検索をかけ、ブロックをし、今のところようやく収まっています。
きっとこれからも同じような戦いが定期的に行われるのかと思うと、少々、いやかなりゲンナリです。
まとめ
現時点での営業電話への対応について書いてみました。
私は必要なものがあると感じた場合、こちらで調べて、こちらから連絡を取るという考えです。
また、あの手この手で電話をかけることを考えるよりも、必要だと思った人に選んでもらえるサービスを用意しておくことの方がやるべき事かな、と自身の仕事について気持ちを引き締めることにもなりました。
【明日に向けて】
税理士業務関連の書類整備を進めています。
自分でやることになったからこそ知ることができたのですが、色々と記録を残さないといけなくてワタワタしてます。