会計ソフトを選んでみる

2021年7月2日

これまで税理士事務所に勤めていた時には、事務所が契約している会計ソフトを使用するのみでした。

しかし独立をすると、与えられたものを使うのではなく、ツールを自分で選択することができます。

せっかくの機会なので、営業の方とお会いする前に少々検討してみることにしました。

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会計ソフトの種類

これまでに使用したことのある会計ソフトを分類すると、次のタイプになります。

  1. PCインストール型 ー MJS(ミロク情報サービス)、JDL(日本デジタル研究所)、弥生、日本ICS
  2. クラウド型 ー マネーフォワード、Freee

私が使ったことのないメーカーさんは挙げていませんが、それぞれまだまだ選択肢がありますね。

また、これまでインストール型だったメーカーから、クラウド型のソフトも出ています。

ひとり税理士目線で

既存の税理士事務所目線であれば、PCインストール型を選択するのでしょうか(推測)

私の考えるメリット・デメリットは、

メリット:顧客管理から会計、申告までを1つのパッケージで一式管理することができ、情報を集約しやすい。

デメリット:事務所の中で、机の上で仕事をするイメージ。(テレワークでも自社サーバーにアクセスする)

      自社サーバー有なのでランニングコスト大。

一方、クラウド型のメリット・デメリットは、

メリット:場所を選ばずに働くことができる。(税理士法の範囲内で)

     ランニングコスト少なそう。

デメリット:顧客管理、会計、申告などを一式管理できないイメージ(別のアプリやソフトが必要?)

と見ています。

私はひとり税理士のため、お客様を大量に抱えるというリスクは背負うことができません(というよりこれからお客様探しです)。

また、場所を選ばずに仕事をしてゆきたいと考えています。ひとりなので事務所に張り付くことは難しい。

そう考えると、インストール型を使い慣れてはいますが、導入検討対象はクラウド型でしょうか。

お客様目線で

自社で経理をされるお客様目線で考えると、お客様自らがどのソフトを使用しているかという点が大きいでしょうか。

株式会社MM総研の調査(2021年4月)では、

・会計ソフト利用者に占めるクラウド会計ソフト利用率は26.3%(前年比5.0%up)

・シェア上位は、弥生57.0%、freee20.6%、マネーフォワード14.8%

とのこと。

弥生……非クラウド会計ソフトでは弥生の占める割合が多いと思っていましたが、クラウドでもこんなに使われているの? という新たな驚きが。

少なくとも、クラウド会計利用率が年々上昇してきていますので、今後に向けてクラウド会計を軸にして考えて問題なさそうです。

まとめ

クラウド型で検討してゆくことになりそうです。

あとは、シェア上位の中から、使用感とコスト、そしてまだ私が知り得ていない便利さがどれだけあるのか。

その辺りを引き続き検討してゆくことにします。


【明日に向けて】

今日はfreeeのオンライン説明会に参加しました。

他2社についての検討を進めたいところ。

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