読書の敵は税理士試験だった、という話

2021年9月3日

税理士試験、特に税法科目の学習期間に、本を読む量がかなり減りました。

1年前の税理士試験終了時に買った本が、次の税理士試験当日に積読として残っているくらいに、です。

読まなかった期間を経て、現在は意識して読書の時間を作るようにしています。

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税理士受験生になるまで

私は大学生〜税理士事務所就職までの期間、書店員や大学図書館司書のアルバイトをしていました。

本が身近な生活をしていましたので、自然と読書をする生活になっていました。

ジャンルは小説や文学書、自己啓発、コミック、趣味の雑誌が主で、月に10〜15冊くらいのペースで読んでいましたね。

1冊をじっくり読むタイプなので、量はこなせません。これは今も同じです。

働きながらの税理士受験期間

税理士事務所に就職してからは、働きながら税理士試験に挑戦していました。

当初、会計科目を受験していた期間については、試験勉強をしながらでしたが月に1〜数冊程度読めていました。

もちろん、まだ実務経験が浅かったため、仕事の質・量が共に抑えられていたことで時間が取れていたという面はあります。

ジャンルは仕事に関係する実務入門書が主でした。

読みたい、というよりスキルアップのため読む必要に迫られて、でしたね。

その後、無事会計科目を突破し、税法科目へと突入したところで、読書生活は一気に変わります。

税法理論暗記、という作業と向かい合わなければならなくなりました。

法人税や所得税などの税法科目によって量はまちまちですが、B6版の本で100〜200ページ分の文章を暗記します。

一朝一夕にはできないので、毎日毎日同じ法律文章を読み、唱え、試験本番に暗記の状態で持ってゆくのです。

この生活習慣になってから、理論暗記と仕事中に読む実務書を除いては、読書から離れていってしまいました。

今でも、試験勉強をしながら仕事や生活も上手く回している方のブログなどを読むと、心から尊敬してしまいます。

ただ、当時の私が読書嫌いになったわけではなく。

税理士試験本番の帰り道、毎回必ず本屋に寄り、その時に興味の惹かれた本を5冊ほどまとめて買っていたのは良い思い出です。

そしてこれらの本が、冒頭の通り翌年まで繰り越され……。

合格後、これから

現在は開業準備期間であり(退職済)、日々の予定をある程度自由に組むことができます。

この今のうちに、読書をする習慣を取り戻すことを意識しています。

これからは質問するとすぐに答えてくれる方々が側にいる生活ではありません。(そもそも先に自分で調べるタイプの性格ではありますが)

そして、待っているだけでどこからか情報が入ってくる組織に日々通う生活でもありません。

自分の興味のあることや必要な知識に自分から手を伸ばしてゆく習慣。

そんな生活に身を置く方が、きっと楽しいでしょうし、今後の人生も開けるだろうなぁ、と信じ、今日もこれから読書の時間を取ることにします。

まとめ

税理士試験、特に理論暗記が必要となる段階から、本の読書量はどうしても減ってしまいます。

受験期間が長くなるほど、税法理論暗記ばかりに。

おかげで今の私は読書不足を身にしみて感じているので、この気持ちを上手く使い、読書の習慣を取り戻そうと思うのでした。

税理士受験生の方々、こうならないように早期の合格を目指して頑張ってください!


【明日に向けて】

BlogページのSNSボタンの件は無事解決。

名刺デザインを考えて、作成を進めねば。

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