期待値の1歩上に嬉しさがあった
昨日から名刺デザインの作成に取り掛かりました。
載せるべき内容を選別し、どこまで緩い雰囲気を出せるか悩み、いくつかイメージを描いてみたり。
……どうにも人には向き不向きがあるものですね(もはや他人事)。
自分のセンスの底辺さに袖を濡らしつつ、ここはひとつと妻に名刺のデザインを相談した結果、大切なことに改めて気付かされました。
依頼者の立場になった自分
つい先程まで作り手の立場だった自分が、妻にお願いしたその時から、依頼者へと立場を変えました。
自分では完成させられないのに、一丁前に「こんな感じのイメージで」「フォントは柔らかめが」「ロゴのサイズは」とか言うわけです。具体的でもなく、ぼんやりなイメージばかりを。
妻はそのリクエストを一通り聞き終えてから、デザインの作成に入ったのでした。
一方の私、全てお願いしたものだから、いったん名刺のことは頭の片隅へ。
依頼者の期待値を超えてきた!
しばらく経ち、「試作ができたから確認してほしい。」と呼ばれました。
そこで妻のPCを見て、思考が止まる。
ひ、1つどころか、8パターンもあるっっっっっ!!?
しかも全てが自分の想像していた出来栄え以上。
各デザインの説明を受け、Yesマンと化し決め切れない私と打ち合わせを重ね、今現在なんとかデザインは固まりつつあります。
無事に開業できた際には、完成品の写真を載せたいですね!
仕事での対お客様でも同じこと
これは仕事を受けた際のお客様の立場と同じ、気持ちの変化かなと。
- 自分ができないからお願いをする。
- できないが、こうしたかったんだ、というリクエストはする。
- 自分が想像できる範囲で期待をし、それを超えた出来に嬉しくなる。喜ぶ。
相手の求めるサービス(期待値)の1歩上が提供されると、とても嬉しい。
当たり前の事かもしれないですが、その当たり前が難しいのです。
量や時間に追われるように働くようになると、その付加価値部分よりも、最低限のレベルで良いので早く完成させることが求められるようになります。
改めて、自分が目指す形は前者であって後者ではないと、見直す機会となりました。
まとめ
相手がどこに期待値のラインを置いているかは分からないです。
ただ、良いサービスを提供して喜んでもらうことを考える場合、まずはその付加価値部分を意識しておかなければなりません。
そして、その後も終わりではなく、常に次の付加価値部分を見つけてゆく努力が必要となります。
このことを忘れずに、喜んでもらえるサービスを提供できるよう、努力してゆきます。
そして妻に大いなる感謝をしてデザートを買いに行ってきます。ありがたやありがたや。
【明日に向けて】
会計ソフトについて検討してみます。
まずはFreee?