冬の朝に負けない! 朝勉派の税理士試験と寒い朝の付き合い方。
朝の冷え込みが厳しい時期になりました。
愛川町は毎朝氷点下まで気温が低下しています。
寒さに負けてなかなか早起きできないこの頃です……。
そんな中、ふと、過去のこの時期の朝に自分はどのような生活をしていたのかを思い出してみることにしました。
過去というか、ここ10年間くらいはずっと、税理士試験ありきの生活だったのですが。
寒さに徹底的に抗った記憶です。
勉強は朝がメイン
仕事を終えて夜に学習をしても、疲労が残り学習効率が非常に悪かった自分。
そのため、学習時間のメインは早朝でした。
講義配信日は3時台、それ以外の日も4時台〜5時までに起床し、当日の学習ノルマをせっせとこなしていました。
机に着いて学習できる時間なので、計算問題や総合問題がメインです。
あとは、机に着かない時間にできる学習の準備を行なっていました。
隙間時間での復習用として、スプレッドシートに計算要点をまとめておいたり、その日暗記予定の理論文章に色分けやメモをしたり。
とにかく朝の準備と学習がその日の税理士試験勉強の成否を握っていました。
寒くて起きられない。だから考えた。
しかし、冬の朝はとにかく寒くて起きることが辛かったです。
布団に長居してしまい、後悔することが度々。
「これではいかん」と思いながらも、「気合だけでどうにかなるものではないなぁ」と悩み、手を打つことにしました。(元々、精神論は嫌いです。)
朝起きるための方法を整える作戦です。
朝起きる予定時間に部屋が暖かい状態にする。
喉が弱いため、エアコンの使用はかなり控えていました。
しかし、寒さで起きられないのであれば、話は別。
睡眠中にずっとエアコンをかけておくことはせず(電気代的にも良くないですね)、朝の3時半〜4時に丁度部屋が温まる時間を試し、エアコンのタイマーをセットしておきました。
起きてから部屋を暖めるには、強い気持ちが必要です。
自分は寒さに負けます。そして空気の乾燥にも弱いです。
だからこそ、仕組みで対策しました。
布団を暖めて、すんなりと眠る。
朝早く起きるためには、夜に夜更かしをしないことも重要でした。
前述の通りエアコンが苦手な自分は、夜にエアコンをつけることはほぼありません。
最強ツール「こたつ」にこもっています。亀です。
しかし、夜にこたつで眠ってしまうのは危険極まりない。
風邪を引いたりしてしまっては元も子もありません。
だが、夜の布団は冷えている……。
そこで、湯たんぽを使用することにしました。
布団暖め機ではなく湯たんぽにした理由は、持ち運び可能なところ。
夜は布団を中から温めてもらい即寝し、朝はそのまま抱えて机に向かいます。椅子に着いたら腿の上に置く。手も温めておく。
もうね、とにかく熱を手元から離さないようにしていました。
弱い意志を途切れさせないためなら、手段は何でも良い。とにかく熱を、暖かさを!でした。
それでも負ける日はあるから、常に枕元には理論とスマホを。
ここまで暖かさを求めても、やっぱり眠い、どうにも起きられない、という日はありました。(意志が弱すぎ?)
もう暖かさでは誤魔化せません。無理なものは無理。起きられない。
そこで、起きられない負けました、を自分で認めることにしました。
認め、そして、「ならばもう起きなくてもよい、布団の中で何かしたらそれで最低限OKでしょ。」と。
枕元には常に理論とスマホを置いて就寝することにしました。
布団から起きられなくても、頭が半分眠っていてもいいから、開いて読む。口だけ動かして理論を速読する。
スマホの光が眠りを妨げるというならば、朝起きられない時にスマホを使って学習すれば逆に脳を覚醒できます。
隙間時間用に用意していた復習用の内容を確認する。
究極はWeb講義を流してしまう。
見ていると目が覚めてくる、手元にはテキストも何もない。→起きて受講しなければ。2回視聴するのは嫌だ。
完敗しなければ、一矢報いることができれば、それでOK。何もしないより遥かにマシです。
まとめ
毎朝あの手この手を使って戦っていたなぁ、と思い出してしまいました。
最終的に税理士試験という相手に勝つことができたので、やったことは無駄ではなかった……と信じたいです。
朝起きられないのであれば、気合や目覚ましではなく、起きる仕組み作りから攻めるというのはアリだと思います。
自分の場合は、「目覚ましに頼らず自然に起きたい時間前後で目が覚める状態」となるよう体内時計の調整もしていました。
朝勉強時に最大限のパフォーマンスを発揮できるのは、無理矢理目を覚ました時ではなく、自然と起きた時だったからです。
寒さ厳しい時期がしばらく続きますが、朝勉強派の方はここで寒さに負けないよう粘ってゆきましょう!
そして自分も、当時に倣って朝活動を活発にしてゆこう。大反省です。
【振り返り】
都道府県対抗男子駅伝の2年連続での中止が発表されてしまいました。
年が変わっても、各種イベントはコロナ禍との戦いということになるのかもしれません。
男子は残念ですが、週末の都道府県対抗女子駅伝を楽しみにすることとします。
今年は例年以上に盛り上がりそうですよ!