確定申告無料相談会に参加しました。

税理士事務所に職員として勤務していた頃には縁の無かったイベント、税理士による確定申告無料相談に参加してきました。
税理士会による税務支援業務です。相談を受ける側です!(念のため)
昨年はコロナ禍による影響で開催されなかったとのこと。
私自身は昨年時点ではまだ税理士登録申請中の身でしたので、全く縁無き話ではありましたが……。
感染症対策のツールや手順が増え、恐らく例年より大変だった(と思われる)中、諸先輩方に倣い教わりながら取り組んできました。
税理士事務所職員に最も縁無きイベントでしたので
このイベント、無資格職員として税理士事務所で働いている場合には全く接点がありません。
税務のことは、
「分かる or 調べる環境がある or 質問できる人がいる」
ですから、自身が相談者として会場に足を運ぶことはありません。
そして無資格職員ですから、相談を受ける側としてお呼ばれすることは尚更ありません(有り得ません)。
私は上記の立ち位置でしたから、会場の雰囲気、業務の流れ、利用者の多寡など、何一つ情報を持ち合わせていませんでした。
支部による事前研修や税務署でのPC研修はありましたが……全体の流れがどうしても見えてこない。
つまり、現場に行って事が始まるまで、分からないことばかり、と。
?だらけで当日を迎え、指示に従いながら一所懸命に業務に専念しました。
結果、会場の写真など一切の撮影を忘れ、ブログに使える画像無し、という……。
今回使用している画像は、2回目の会場で開始前に撮影したものです。
忘れないように先に撮っておきました。
業務開始後はワタワタとしてしまい、最後には忘れてしまうので。
これまでの経験では出会わなかった案件に直面
当日は、
- 整理された書類に基づきPC入力→e-tax申告までの作業
- 相談者の相談対応、申告書類確認
の業務に従事。
感染症対策のため事前予約制となっており、極端な混雑が生じることはありませんでした。
また、運営側で都度除菌作業を行いながらの実施です。
マスク+メガネ+フェイスシールドで頭を徹底的に締め付けながら(痛い)、鉄壁防御での従事でした。
そして、何件もの案件に当たっていると、やはりこれまでの経験では触れたことのない申告内容の案件に遭遇。
本来1人あたりの時間は限られているため、複雑な案件については会場では受けられないのですが。
限られた時間の中で、他の方々の手も煩わせながら、可能な範囲の対応となりました。
相談者から要領よく要点を聞き出して対応するスキルを、もっと磨かなければならないと痛感……。
限られた時間の中で、どこまでの話を受けて、どのラインからは流すか。
まだまだ身につけるべきスキル・知識は沢山ありますね。
初参加でしたが、良い経験と収穫があった1日となりました。
まとめ
初の確定申告無料相談への参加でした。
無料でどこまでのサービスを提供するか、ということも税理士としては考えなくてはいけないですよね。
税務支援と税理士業、その境目を自分の中に明確に持っておかなくては。
【明日に向けて】
面談1件、その他庶務を。
今日、そして週明けと雪の予報のため、スケジュールの変更が発生していてモヤモヤと。